「未経験者」とは

曖昧な言葉の意味を考える

たくさんの求人案件を確認してみると、未経験者歓迎と記載されている求人情報が存在していることがわかります。
普通に考えると「この仕事を経験したことがない人でも大歓迎です!」と言っているように感じられますが、企業によっては未経験者の中には色々な含みを持たせている場合があるため注意が必要です。
どの程度の人材を求めているのかによって転職活動の成功が決まると言えます。

参考:重要キーワードを正しく理解!!「未経験者歓迎」の裏側

未経験者の度合いとは

転職活動をしている方は前に何らかの職歴があるはずです。
今回転職をするにあたって、以前と同様の仕事内容を求めているのか、全く畑違いの仕事を求めているのかによって未経験者という言葉の持つ意味が違ってきます。
例えば前職で子供服ブランドの販売スタッフをしていた方が、大人の女性向けの服を扱っているブランドの販売スタッフに興味を持ったとします。

この場合は大人向けの服を販売するという意味では未経験ですが、服の販売スタッフとしては経験者です。
ただしターゲットが子供から大人に変わっているため、商品をおすすめする方法も異なるはずですし、取り扱うブランドも変わっているため商品知識も一から覚える必要があります。
そういった意味ではやはり大人用の服を販売するスタッフとして未経験者という位置付けになるかもしれません。

このように未経験者という言葉には、今まで本当に同じ仕事を経験していない方と、同様の仕事は経験しているが全く同じ仕事は経験していない方などの意味が含まれています。
基本的には未経験者歓迎としている求人案件の場合は、同様の仕事だけでなく、初めて仕事を経験する方でも一から教えるから大丈夫!という意味が込められています。
経験が全くない方でもすぐにできるような仕事内容だと捉えることもできます。
前職の仕事内容をあまり加味しなくても、やる気があって良い人材であれば積極的に採用する意思がある会社だと判断できます。

注意しなければいけないのが、職種・業界未経験者歓迎と記載されている場合の求人案件です。
他の募集している仕事内容と全く同じ職種や業界でなくても、同様の職種や業界で仕事を経験している方の人材を求めていると捉えることができます。
つまり前職の経験をしっかり活かせる人材を求めており、一から十ではなくてある程度教えるだけで即戦力になる人材を求めている求人案件だと考えられます。

実績がなければ勤まる仕事ではない場合が多く、仮に採用されたとしても仕事についていけない状況になる場合があります。
転職希望者を積極的に採用している会社の中には、前職の経験をすぐに活かせる方を求めている場合が多いため、本当に未経験の方を積極的に採用する事例は少ないと考えられます。